基礎知識編 第5話

継手のカタチもいろいろ

チーズ 継手

「継手」

継手(つぎて)とは2つの部材を接合する構造の総称で、とくに配管に使用する継手を管継手(かんつぎて)と呼ぶ。
管継手は配管材同士を繋いだり、配管の向きを変えたり、分岐したり、広げたり、止めたりするために使用する。

管継手の名前は見た目からそのまま付けられたもの、用途でつけられたものがあるよ。
使い方も見た目からなんとなく想像できるんじゃないかな。
異径チーズやレジューサーなんかは配管のサイズを変える時に使われるから、出口と入り口でサイズが違うんだ。
名前の由来はこんな感じ!

チーズ⇒T字という意味の英語「Tee」から
エルボ⇒肘という意味の英語「Elbow」から
キャップ⇒蓋という意味の英語「Cap」から
レジューサー⇒減らすという意味の英語「Reduce」から

パイプと管継手を組み合わせることによって、決まったスペースの中で配管が収まるようにして、配管の設計図を作る人が組み合せを考えているんだ。