フランジ編 第4話

フランジを座面形状から知る ~その3 MF(メール座・フィメール座)~

フランジ 座面

今日はMF(メール座・フィメール座)と呼ばれている座面形状について学ぼう。

メールとフィメールだからMFなんですね~。

そう、凸と凹の2種類の座面形状を組み合わせるよ。凸側を「MF-M」(メール座)、凹側を「MF-F」(フィメール座)というんだ。

凸側を「MF-M」(メール座)、凹側を「MF-F」(フィメール座)

組み合わせた時にフィメール座の内側でガスケットが挟み込まれるから、施工後は外からはガスケットが見えなくなるんだ。

なんでそんな複雑な形状にするんですかね?

それはね、機器との接合の際に心出しを正確に行う必要のある、精度を要求される場合などに使われるからだね。

たしかにお互いがかみ合う形だったら、ズレたりガスケットが飛び出したりしないですしね。

ガスケットって飛び出すんですか?!

内側から圧力が掛かるとフランジの間からガスケットが抜けてしまうことがあるんだよ。

なるほど~、そういうこともあるんですね

▼フランジの基本はこちらからおさらいできます!