今回は接続形状「WN」について学んでいこう。
「WN」もなにかの略なんですか?
「WN」は「ウェルドネック」の略で日本語でいうと「突合せ溶接式」というんだ。
継手の時に勉強した突合せ溶接の「BW」でも使われてたウェルドですね。じゃあネックってなんのことですか?
ネックはパイプと溶接するのに立ち上がった形状となっている部分をさしているんだよ。
パイプや配管部品類と直接溶接して接続するから溶接工数が少ないし、配管の内面の仕上がりが滑らかになるといった利点もあるんだ。
振動に対する強度が強く高温高圧の用途に適していて信頼性の高い形状だから、石油・化学装置関連には非常に多く使われているんですよね。
そうか~、パイプとネックを直接溶接するから、フランジなのに厚みの規格を確認しないといけなかったんですね。
よくわかりました!