今日は接続形状を勉強しよう。前回まではフランジ同士の接続側の種類を学んだけど、今度はフランジの配管側との接続側について深堀りしていくぞ!
おー!!
まずは一番シンプルな形の「SO」をみていこう。日本語で言うと「差し込み溶接式」と言って、一般的にとても広く使われているよ。
「SO」も何かの略なんですよね?
その通り!「スリップオン」の略で簡単にはめられるって意味だね。
靴のスリッポンと同じニュアンスだよ。
なるほど!だからこの絵を見るとパイプを真っ直ぐ差して溶接してあるだけなんですね。
開先加工を行わず隅肉溶接で接続するから施工が簡単なんだ。
ただし、溶接強度と信頼性の面で高温高圧配管には向かないね。
…隅肉溶接ってなんですか?
…その話は長くなるから、またの機会に勉強しようか。
とにかく一番シンプルってことだよ。
はーい、SOは差込溶接式フランジ…覚えました!!