フランジ編 第3話

フランジを座面形状から知る ~その2 RF(平面座)~

フランジ 座面

今日はRF(平面座)と呼ばれている座面形状について学ぼう。

たしか~、「RF」って「レイズドフェース」っていうんでしたっけ? 「FF」と違って出っ張っているんだったような…。

おっ、正解!! フランジの中央が高くなっているものが「RF」で、ぺったんこなものがこの前の「FF」になるな

FF(フラットフェース) RF(レイドフェース)

もちろん組み合わせるガスケットも「RF」に合わせたガスケットを使うんだけど、RF用のガスケットは中央の高くなっている面だけを挟む形状になっているんだ。

なるほど~、でも「FF」と「RF」ってどう使い分けてるんですかね?

「RF」は比較的高い圧力の配管に使われるんだよ。フランジ全面で当たるよりも狭い当たり面に締め付け力が集中するので、ボルトで締めた時にガスケットにより力が掛かりやすくなるんだよ。

「RF」は高い圧力にも対応できるから、一番よく使われている座面形状なんですよね。

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