基礎知識編 第15話

フランジの相棒・ガスケット

ガスケット フランジ

「ガスケット」

ガスケットは静止部分に使用され、配管の継手と継手の隙間へ挟み込んで、その隙間を密閉・密封(シール)するものである。

ガスケットの種類は流体の特性や温度・圧力等の使用条件によって細かく分類されており、ゴムやテフロン、金属等の材料が使用される。
材料ごとに大きく分類するとソフトガスケット、セミメタルガスケット、メタルガスケットとなる。

一般にシールを目的としたものをパッキンやガスケットって呼ぶんだ。
ガスケットは初めて聞くかもしれないけどパッキンなら一度は聞いたことがあるかもしれないね。
パッキンって言うのは回転するものや往復するものなどの動く部分に使われているものを指すんだよ。
身近なとこで言えば圧力鍋の蓋に使われていたり、お弁当箱の蓋にも使われているものがあるね。

逆にガスケットは動かない部分に使われているものを指すんだ。
だから、普段目にする機会はあまりないかな。
実はみんなが乗っている車のエンジンやマフラーの継目に使われていたりするんだよ。

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